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白馬民泊レポート

1泊2日で長野県の白馬へ行ってきました。

目的は民泊に泊まるためです。

僕は副業で不動産賃貸業をしていますが、恥ずかしながら民泊に泊まったことがありませんでした。

同じように不動産をしている人たちと話す中で、違う人から立て続けに今は民泊が熱いという話を聞き、これは本当にチャンスなのかもしれない、自分も民泊をやってみたいという気持ちが出てきました。

しかし、消費者として経験したことがないと、なかなか良い商品を作ることはできません。

そこで、民泊に消費者として一度泊まってみようと思いました。

白馬にした理由は単純に民泊がたくさんあったからです。

たくさんある中から良さそうなところに泊まって、民泊について考えたいと思いました。

また、最近暑すぎるので避暑を兼ねています。

この避暑に対する需要というのはもうバカにできないと思うので、避暑需要のある場所に行って日常から遠ざかる経験をどうやって作るかということも感じられたら今後民泊運営をしていく場合の参考になると考えました。

実際に白馬に行って、どんな民泊なら泊まってよかったとなるのか、その要素を抽出できたと思うので、まとめたいと思います。

民泊はホテルでも旅館でもない選択肢

僕がこれまで民泊に泊まったことがなかったのは、民泊に泊まらなくてもホテル、もしくは旅館に泊まれば良いじゃんと思っていたからです。

何度か民泊に泊まろうと思って調べたこともありましたが、これだったらホテルで良いじゃんとなりました。

でも実際に泊まってみると民泊というのはホテルでもないし、旅館でもない、新しい宿泊体験ができるんだと思いました。

こういうのは泊まってみないとわからないものですね。

具体的にいうと、民泊はコスパが良いんです。

僕が泊まった民泊は価格が1泊30,000円〜35,000円の価格の民泊でした。

これでログハウス1件丸々借りることができます。もちろん普通のビジネスホテルよりは高いですが、ラグジュアリーホテルよりは安いです。

しかし民泊は、ラグジュアリーホテルよりも広い面積を使うことができます。

この時点で民泊はかなりコスパが良いことがわかりました。

払ったお金に対して占有できる面積がより大きいので、リッチな気持ちになることができるんですね。

民泊は、ラグジュアリーホテルでのおもてなしや、旅館でのおいしいご飯などがありません。

でも、それらがないことで単純に宿泊という機能だけを見れば、ホテルや旅館に比べてコスパが良いのが民泊だと思いました。

民泊で楽しいのは料理を作ること

旅行の楽しみの一つは、食事ですね。

その土地にあるレストレンへ行ったり、旅館で食べたりするのはとても楽しいことです。

また、僕は旅行へ行くとその土地にあるスーパーへ行きます。

スーパーには土地柄がよく出ていて、魚介類が豊富なところもあれば、果物が豊富なところもあります。

これまではスーパーを回って、「こういうものが売っているんだー。」というので終わっていました。

しかし、民泊に泊まった場合、キッチンがついているので料理をすることができます。

その土地のスーパーへ行って買い物をして、料理をする、これがとても楽しいコンテンツです。

家族と旅行へ行ったとき、友達と旅行へ行ったとき、どちらの場合でもとても良い思い出になりますよ。

僕は、今回長野ということもあってそばを作りました。

スーパーでそばを買って、ゆでるだけです。

茹でるだけですが非日常の中で料理をするのは楽しかったですね。

また、そばだけでは少し足りないかなと思ったので、お肉を焼いて食べようと思いました。

これは民泊の難しいところですが、調味料がほとんどない、もしくは全くありません。

調べてみると、塩・こしょうくらいは置いてある民泊がありますが、僕が泊まったところは全く調味料が置いていないところでした。

民泊はどこもこんな感じなので、簡単に味付けできる料理にするのが良いですね。

今回の場合だと、そばはだしがついていましたし、焼肉は小さい一回分くらいの焼肉のタレを買いました。

これで調味料を使わずにご飯を食べることができます。

食器は民泊にはどこもついているので、それらを使いました。

地元のお店にも行く

夕食は自分たちで作って楽しかったのですが、次の日の朝ごはんは地元のパン屋さんのパンを食べました。

前日にパン屋さんへ行っておいて、次の日の食べ物を買っておきました。

その土地のレストランに行くのも楽しいのですが、こうやって地元のパン屋さんとかに行くのも楽しいものです。

朝ごはんを前日に調達しておくと、次の日の朝をゆっくり過ごせてとてもハッピーですね。

こうやって自炊をしたり、地元のお店で買い物をしたりすると、食費が安く済むので、かなり経済的です。

それでいてかなり楽しいので満足度も高いです。

まとめ


消費者として民泊を経験して、かなり勉強になりました。

今後僕が民泊を運営するなら気をつけたいことは、まず広い物件にすることです。

民泊の競合はホテルや旅館ですが、民泊の強みは、かけるコストに対して占有できる面積が広いことです。

個人の物件がホテルや旅館などに勝つためには広い物件にすることが大事だと思いました。

狭い面積なら安いビジネスホテルはたくさんあるので、それらに競合しないことを考えたいです。

次にスーパーが近くにあることです。

今回は車で行ったのでスーパーまでの距離はそこまで気にならなかったですが、できれば徒歩圏内にスーパーやドラッグストアなど食材を買うことができる場所があることが望ましいと思いました。

というのも民泊に泊まる楽しみの一つが自分たちで食事を作ることだからです。

食材を買いに行きやすいというのは民泊では魅力になります。

最後に観光資源がある土地であることです。

そもそも民泊に泊まりにいくためだけにその土地に行く人というのはあまり多くないと思います。

今回は白馬に泊まりに行きましたが、白馬は冬であればウインタースポーツをするのに絶好の場所ですし、夏であってもハイキングをしたり、ゴンドラに乗って標高の高いところに行ったりと楽しいことがたくさんある場所です。

そういうところではある程度長期滞在する人もいるでしょう。

長期滞在するからこそ、自分で料理をしたくなることもあるし、地元のお店をいろいろ行ってみようと思うこともあります。

そんな人は民泊が選択肢になってくるので、民泊を運営する側にとってもビジネスチャンスがあると思いました。

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