普段忙しくて勉強する時間がないからYouTubeの動画で聞き流して勉強しているけど、本当にこの勉強法で点数が伸びて合格するの?
オススメの音声学習方法を知りたい
こんな疑問に答えます。
僕は、危険物甲種の資格を持っている現役の研究者です。
危険物乙4を受験する人のためにYouTubeチャンネルを運営しています。
この記事の最初にお伝えしておきたいのですが、音声学習は特に社会人にとって、とても良い勉強方法です。
社会人の方はみんな共通して勉強する時間がないという悩みを持っています。
働いている時間が長いので、勉強する時間を取ることが難しいですよね。
そんな時に有効なのが、音声学習です。
例えば通勤中に30分音声学習をしたり、トラックの運転手をしている方なら運転中に勉強したりできます。
また家事をしている間なんかも勉強できますね。
こんな感じで音声学習は忙しい人の味方なのです。
しかし、音声学習は的外れなやり方をしても効果は出ません。
やり方が間違っていると、勉強を続けることができないし、点数も伸びないのです。
結果、合格できないということになってしまいます。
そうならないためには、音声学習のメリットとデメリットを知って、正しく勉強することが大事です。
この記事では、音声学習のメリットとデメリット、そして正しい音声学習のやり方について解説します。
解説した方法で音声学習を行うだけで、点数が上がりやすくなります。
記事を読んでその方法を実行することで、時間がなくても効率的に勉強でき、仕事や家事で忙しくても危険物乙4の合格に近づくことができるので、ぜひ読んでいってください。
もくじ
音声学習のメリット
危険物乙4で音声学習をするメリットは2つです。
- 隙間時間に勉強できる
- 他のことをしながら勉強できる
一つずつ解説します。
隙間時間に勉強できる
音声学習は色々な学習方法の中でもっとも隙間時間をうまく使える勉強方法です。
例えば、会社の昼休みを考えてみてください。
多くの人は、イヤホンをしてご飯を食べ、イヤホンをしながらお昼寝していると思います。
もしかしたら、あなたもそうしているかもしれません。
この時に聞くものが音楽だという人が多いと思いますが、これを危険物乙4の音声学習に変えてみましょう。
お昼休みは大体30分から1時間だと思います。
会社が月曜日から金曜日まであるとすると、1週間で2時間半から5時間勉強することができます。
一生懸命に時間を作って2時間半から5時間勉強するというのは大変です。
この大変さは社会人ならわかりますよね。
一生懸命時間を作って勉強するのではなく、隙間時間で勉強する。
これができるのが、音声学習のメリットの一つです。
他のことをしながら勉強できる
音声学習は他のことをしながら勉強ができます。
隙間時間を使うというのと似ていますが、あえて分けて書きます。
他のことをしながら勉強できるというのは、社会人にとって最大のメリットです。
どうしてかというと、社会人は忙しいからです。
仕事、家事と普段通りに過ごしていたらすぐに一日が終わります。
気づいたら寝る時間になっているので、勉強する時間がありません。
そこで、何か他のことをしながら音声学習をするのです。
これによって勉強時間を確保することができます。
例えば、通勤しながら、家事をしながら音声学習をします。
運転中や家事をしているときは、目や手は動いていますが、耳は空いていますよね。
この空いている耳を使って勉強するのです。
それによって、少しずつ内容が理解できるようになって、点数が伸びます。
このように他のことをしながら勉強できるというのが、音声学習のもう一つのメリットです。
音声学習のデメリット
音声学習にはメリットばかりではありません。
デメリットもあります。
しかし、デメリットを知って対策をすることでデメリットを克服できます。
ここでは音声学習のデメリットとその対策法をお伝えします。
本やYouTubeで勉強するよりも理解しにくい場合がある
音声学習のデメリットは、本やYouTubeよりも理解しにくい場合があるということです。
なぜかというと、音声学習では、絵や動画を見ることができないからです。
見れないものを想像で補わないといけないので、そこが難しいのです。
例えば、危険物乙4では「屋外タンク貯蔵所」という言葉が出てきます。
これがどんなものかというのは、本やYouTubeを見れば分かります。
絵が書いてあるからですね。
でも、音声だけで「屋外タンク貯蔵所」と言われてもなかなかイメージすることができません。
これが音声学習のデメリットです。
しかし、このデメリットは対策可能です。
どうすれば良いかというと、音声学習して分からなかったところを、後で本やYouTubeで見れば良いです。
そうすれば、音声では絵がなくて分からなかったところでも、絵を見てイメージできれば分かりやすくなるはずです。
オススメの音声学習法
ここまでで音声学習のメリットとデメリットを紹介しました。
ここからは、それらを踏まえてオススメの音声学習法について解説します。
音声学習は効率的な学習方法ですが、正しい方法でやらないとなかなか点数が伸びません。
だからこそ、点数を伸ばすためにも正しい音声学習法をしっかりと理解して欲しいです。
オススメの音声学習法は次の2つを守ることです。
- 何度も聞く
- 真剣に聞かない
一つずつ説明します。
何度も聞く
音声学習をする時にもっとも大事なことは、何度も聞くことです。
なぜなら、人間は忘れやすいからです。
人間は一度頭に入った情報でも、1日後には67%忘れていると言われています。
(参考サイト:エビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミング)
だから情報は何度も頭に入れる必要があるのです。
また、音声学習する際には、他の何かをしながらという場合が多いと思います。
通勤しながらとか、家事をしながらとかですね。
そうなると、当然音声だけに集中しているわけではないので、音声の内容を一度で全て頭に入れることはできません。
だからこそ何度も聞いて、少しずつ頭に入れていくんですね。
目安としては7回くらい聞くと良いと思います。
そうすることで、内容が理解できるようになり、点数が伸びると思います。
真剣に聞かない
これも音声学習する上でとても大事なことです。
音声は真剣に聞いてはいけません。
なぜなら、音声だけを真剣に聞こうとしても難しいからです。
例えば、クラシック音楽を思い出してみてください。
音楽好きな人なら1時間ずっとクラシック音楽を聴くことができると思いますが、1時間も聞けないという人が多いのではないでしょうか。
実は、耳から入ってくる音にだけ集中するというのは意外と難しいものです。
1回で内容を音声で理解しようと思っても難しいということですね。
だから、音声学習をして、一度で理解するために真剣に聞くというのは良い勉強法とは言えません。
聞き流すくらいがちょうど良いと思います。
真剣に聞かない代わりに何回も聞くのです。
何回も聞いて、そのたびに聞こえ方が変わるくらいの聞き方が良い聞き方かなと思います。
そうなれば点数が伸びて合格に近づくはずです。
まとめ
音声学習のメリット
- 隙間時間に勉強できる
- 他のことをしながら勉強できる
音声学習のデメリット
- 本やYouTubeで勉強するよりも理解しにくい場合がある
オススメの音声学習法
- 何度も聞く
- 真剣に聞かない
音声学習は忙しい社会人にぴったりの勉強法です。
では、音声学習できるものとは具体的に何なのか?
YouTubeを使っているけど他にもあるのか?
ということを以下の記事で解説していますので、忙しいけれど音声学習をやることで点数を伸ばして合格したいという方は読んでみてください。