乙4講座

危険物乙4合格のためのスケジュール管理法

勉強するやる気が出ない

勉強する時間がない

あさと

こんな悩みに答えます。


さて、勉強するやる気が出ない、勉強する時間がない。

このような問題の解決法は、「スケージュールを立てる」です。


今回は、スケジュールを立てることによってどうして時間ややる気が出てくるのかという理由と、具体的なスケジュールの立て方について解説します。


この方法は世界的ベストセラー7つの習慣という本に書かれていた方法をアレンジしたもので、僕自身もこの方法を使うことで効率的に仕事をこなせるようになりました。


この記事を読めば、勉強する時間とやる気が出るようなスケジュールの立て方がわかります。


また、その通りにスケジュールを立てることで、あなたもやる気が出ないとか時間がないといった問題を抱えることなく勉強を続けることができ、点数を上げることができると思いますので、ぜひ実行して欲しいと思います


勉強するやる気が出ない原因とやる気の出し方

ここからは、勉強するやる気が出ない原因とやる気の出し方について説明します。


行動は2度作られる

そもそもあなたが行動するまでどんなことが頭の中で起きているのかを説明します。


行動というのは2回作られると言われています。


1度目は、どんな行動をするのかを決めること


2度目は、その行動を実行することです。


つまり、あなたが何かの行動をするときには、どんな行動をするのかを頭の中で決めて、次にそれを実行するのです。


例えば、あなたが肉じゃがを作るとするとします。


実際に、肉じゃがを作る時には、まず肉じゃがを作ると決めて、次に肉じゃがを作らないといけません。


まずは、行動というのは2度作られるということを知ってください。


勉強するやる気が出ない理由

さて、危険物乙4の勉強をするにおいて、勉強するやる気が出ないというのは問題ですよね。


これを本気勉強しようと思っていないからだ、と言ってしまうのは簡単です。


しかし、やる気が出ないものは出ないので仕方ないのです。


では、どうしてやる気が出ないのか。


それは、行動を2度起こさないといけないのが大変だからです。


どういうことかというと、勉強しないといけないと思っても、そこから何を勉強するのかをまず決めないといけません。


そして、その後に勉強しないといけないのです。


つまり実際に勉強をするためには超えないといけないハードルが二つあるのです。


これがなかなか勉強するやる気が出ない理由なのです。


勉強するやる気が出ない時の解決法

勉強するやる気が出ない時の解決法は、あらかじめ勉強する時間と勉強内容を決めておくことです。


つまり勉強するスケジュールを内容まで含めて立てておくということです。


どうして、この方法でやる気が出るかというと、行動を起こすのにハードルが一つだけになるからです。


上で説明したように、行動というのは起こすまで2つのハードルがあります。


一つ目は、行動を決めること。二つ目は、行動を実行することです。


行動を決めておけば、あとはそれを実行するだけになるので、ハードルが低くなるんですね。


また、勉強を始める時間も決めておけば、その時間が来た時に勉強を始めるだけなので、やる気がないということは起こりにくいです。


勉強する時間と内容を決めておくというのは、勉強する上で大事なことなんですね。


勉強する時間がない原因と時間の作り方

ここからは、勉強する時間がない原因と時間の作り方について説明します。


壺に石、砂利、砂、水を入れてみる

勉強する時間がない原因と時間の作り方の話の前に一つ読んでほしい話があります。


もちろん、時間の作り方に関係のある話です。


ある大学で先生が、教壇の上に壺をおきました。


その壺にたくさん石を入れました。


教授は学生に問いかけます。


「この壺はいっぱいになっただろうか?」


ある学生が答えます。


「はい。いっぱいになっています」


教授は答えます。


「いいえ。違います」


そして教授は砂利を取り出し、壺の中に砂利を入れました。


石の隙間に砂利が入っていきます。


そして教授は学生に尋ねます。


「この壺はいっぱいになっただろうか?」


ある学生が答えます。


「いいえ。違うと思います」


その答えを聞いて教授は言います。


「そうだ、まだいっぱいではない」


そして次に教授は砂を取り出し、壺の中に入れます。


石の隙間、砂利の隙間にサラサラの砂が入っていきます。


またまた教授は尋ねます。


「この壺はいっぱいになっただろうか?」


学生は答えます。


「いいえ」


教授は笑って答えます。


「その通りだ」


そして、教授は水を取り出し、壺に水を注ぎます。


今度こそ壺が満たされました。


教授は、尋ねます。


「何が言いたいかわかるか?」


学生は答えます。


「努力すれば詰め込めるということでしょうか?」


教授は言います。


「そうくると思ったよ。違うんだ」


教授は続けます。


「私が本当に言いたかったのは優先順位だ。この壺は人生だ。物事には優先順位がある。大きなことを先に入れないと後から入れようとしても入らない」


教授が本当に言いたかったことはこれでした。


つまり物事には優先順位があるということです。


勉強する時間がない原因

ここまで長々と書いたので、もうお分かりかもしれません。


勉強する時間がない原因は、勉強の優先順位が低いからです。


仕事の時間、家族との時間、遊ぶ時間、ゆっくり休む時間、それらの優先順位が高いので、勉強する時間がなくなってしまうのです。


誰にでも1日24時間という時間は平等に与えられています。


その中で勉強する時間がないというのは、勉強の優先順位が低いということなのです。


仕事が忙しすぎて、勉強する時間がないという反論があるかもしれません。


その反論については、後から解説します。


勉強する時間の作り方

勉強する時間の作り方は、スケジュールに勉強する時間を書き込んでしまい、その通りに行動するということです。


これで勉強時間を確保できます。


先ほど、壺に石や砂利、砂、水を入れる話をしました。


優先順位が大事という話です。


スケジュールに予定を書き込むとき、早い段階で勉強を入れてしまいます。


そして、そのスケジュール通りに行動すれば勉強する時間がないという悩みは解決されるはずです。


もし、仕事が忙しくて、全くスケジュールに勉強の時間を入れることができないというのであれば、仕方ありません。


それは勉強することを諦めて、ぶっつけ本番で試験を受けるしかないと思います。


でも、多くの人は、スケジュール帳を開いて早い段階で勉強のスケジュールを入れるとけっこう入るはずです。


やる気がないという問題も時間がないという問題もスケジュールを立てることで解決する

ここまで見てきたように、やる気が出ないという問題は、スケジュールに勉強する時間と内容を書けば解決します。


なぜなら、やる気が出ない原因は、行動を起こすまでにハードルが2段階あるからです。


何をやるかを決めて、それを実行するのはエネルギーが必要なんですね。


しかし、あらかじめ、いつ、どんな勉強をするのかを決めておけば、あとはそれを実行するだけなので、ハードルが低くなります。


だから、スケジュールを使うことでやる気がないという問題を解決できます。


また、時間がないという問題もスケジュールを作れば解決します。


なぜなら勉強する時間がないという問題は、勉強するという行動の優先順位が低いために起きる問題だからです。


スケジュールを作るときに、まず勉強の予定を入れてしまえば、勉強する時間を確保できるはずです。


このように、スケジュールを作るということは、やる気が出ない、勉強する時間がないという問題を両方解決し、あなたの点数を伸ばしてくれるのです。


スケジュールを作らない理由はないですよね。


具体的なスケジュールの立て方

ここからは具体的なスケジュールの立て方を説明していきます。


ここでスケジュールの立て方を知って、あなたも自分のスケジュールを作ってみましょう。


それでやる気が出ない、時間がないという問題が解決し、点数が上がりますよ。


具体的なスケジュールの立て方

  1. あなたが重要だと思っている事柄を書き出す(1週間分)
  2. その事柄を行うための手段やかかる時間を書き出す
  3. スケジュール帳を開く(グーグルカレンダーでOK)
  4. 重要なことの中でも優先順位の高いものからスケジュールに組み込む(1週間分)
  5. スケジュールの通りに実行する


それでは一つずつ説明していきます。


あなたが重要だと思っている事柄を書き出す(1週間分)

まずは、あなたが重要だと思っている事柄を1週間分書き出します。


例えば

・仕事

・勉強

・友達との飲み会

・ゲーム

スケジュールを考える時間


こんな感じでOKです。


そしてポイントはこのスケジュールを立てる時間そのものも重要だと思っていることに組み込むことです。


このスケジュールを立てる時間を1週間のうちに作ることで残りの時間をとても上手に使えるので、その時間も取っておきましょう。


その事柄を行うための手段やかかる時間を書き出す

次に、あなたが重要だと思っている事柄を行うための手段やかかる時間を書き出します。


例えば

・仕事(月から金9時から19時まで、日曜日も9時から12まで仕事)

・勉強(1週間で7時間勉強する 指定数量、仮貯蔵、仮取り扱い、静電気、熱について)

・友達との飲み会(土曜日19時から、多分24時くらいまで)

・ゲーム(できるだけ)

・スケジュールを考える時間(日曜日20時から1時間)


こんな感じですね。


スケジュール帳を開く

次に、スケジュール帳を開きます。スケジュール帳でなくグーグルカレンダーでもOKです。


1週間単位で予定を書き込めるものを使いましょう。


僕は紙の手帳を使っていますが、お金がかかります。


Googleカレンダーでも十分に使えますので、そちらでもOKです。


ポイントは1週間分の予定が見えるものであるということです。


重要なことの中でも優先順位の高いものからスケジュールに組み込む(1週間分)

スケジュール帳を開いたら、そこに優先順位の高いものから予定を入れていきます。


手帳を使う場合と、Googleカレンダーを使う場合の例をお見せします(スマホでこの記事を読んでいる方はアップしてみてください。上の手順で作った予定がスケジュールの中に組み込まれています)。



多くの人は、仕事が一番優先順位の高い事柄になるかと思います。


仕事を休んでまで、勉強する人はあんまりいませんよね笑。


優先順位を決めて、壺に大きなものから入れるように、予定を入れていきます。


すると、勉強の時間を作ることができます。また、どんな勉強をするのかも合わせて書きましょう。


これで、勉強する準備は整いました。


また、ゲームの時間は重要なことの中で優先順位を低くすることで、時間が減ってしまいました。


しかし、合格のためには仕方ないですよね。


試験に合格するまではゲームの時間を少なくするという判断が、スケジュールを書かないとなかなか難しいのです。


いつの間にかたくさんゲームをしてしまうんですよね。


スケジュールを書くことで、理想的な生活を作ることができます。


スケジュールの通りに実行する

最後は、作ったスケジュールの通りに実行します。


実行するときは、あなたが決めたことを実行する機械のように、何も考えず、スケジュールの通りに生活してください。


そうすることで、1週間が終わった後には、あなたがやりたいこと、やらなければいけないことは全て終わっていて結果もついてくることでしょう。


まとめ

この通りにスケジュールを作って、実行する。


たったこれだけのことで、やる気が出ない問題、勉強する時間がない問題を解決することができます。


ぜひ上の例を参考にして自分なりのスケジュールを作ってみてください!


それでは、合格に向けて頑張っていきましょう!

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