本を読んで危険物乙4の勉強をしているけど、点数が伸びなくて心配
このまま勉強していて合格するか不安
効率的に点数を伸ばす方法が知りたい
こんな疑問に答えます。
僕は、危険物甲種の資格を持っている現役の研究者です。
危険物乙4を受験する人のためにYouTubeチャンネルを運営しています。
結論、危険物乙4の本を読んで勉強しているだけでは効率良く点数を伸ばして合格することは難しいです。
なぜなら本だけ読んでその内容を理解することと、問題を解いて点数を取ることは違うからです。
もちろんめちゃくちゃ時間をかければいつかは合格できるくらいの知識を身につけることはできるでしょうが、この記事を読んでいる多くの人は、そんなにたくさんの勉強時間は取れませんよね。
限られた時間で点数を伸ばすためには、効率良く勉強することが大事です。
本だけ読んでいる勉強では、いくら時間をかけてもなかなか点数が伸びないので、勉強している時間が無駄になってしまいます。
また危険物乙4の試験を受けるということは将来の転職のためだったり、給料をアップさせるためだったりしますが、それらが出来なくなってしまいます。
それは嫌ですよね。
では、どうやって勉強したら良いのか。
それは問題を上手に使うことです。
いやいや問題は使っているよ!という人もいるかもしれません。
でも本当に上手に問題を使えていますか?
この記事では、点数を伸ばすために問題をどのように使えば良いかを具体的に解説していきます。
この記事を読むことで、点数を伸ばすことができる問題の使い方が分かります。
それを実行すれば、点数を簡単に伸ばすことができるようになりますので、ぜひ読んでいってください。
もくじ
本だけで勉強しても点数が伸びない原因
本だけで勉強しても点数が伸びない原因は二つあります。
- 自分の理解できていないところが分からないから
- 出題形式に慣れていないから
自分の理解できていないところが分からないから
本だけで勉強しても点数が伸びない原因の一つ目は、自分の理解できていないところが分からないからです。
あなたも経験があるかもしれないですが、本だけ読んでいても自分がその読んだ部分を理解できたかどうかというのは非常に分かりにくいです。
実際に、本を読んで理解していたつもりだったけど、問題を解いてみたらできなかったということがあると思います。
それは、自分で考えているよりも、自分が内容を理解できていないということです。
しかし、自分が内容を理解しているかどうかを確認しないまま勉強を進める人が大半です。
そうなると、理解している部分をさらに勉強してしまったり、理解していない部分を勉強しなかったりします。
それをしてしまってはなかなか点数は伸びません。
どうしてかというと、点数を伸ばすというのは、理解していない部分を理解していくということだからです。
つまり、点数を伸ばすためには、自分が理解していないところを勉強しないといけません。
逆に理解している部分をさらに勉強したり、理解していない部分を勉強しなかったりというのは点数を伸ばすことには繋がりにくいです。
このように、同じ勉強量でも自分が理解できていないところだけを勉強する人は効率的に点数が伸び、自分が理解できていないところが分かっていない人は色々な分野を闇雲に勉強するので、効率的に点数が伸びないのです。
出題形式に慣れていないから
本だけで勉強しても点数が伸びない原因の二つ目は、出題形式に慣れていないからです。
出題形式に慣れるというのは、点数を伸ばし合格するためにはとても大事なことです。
どんな出題形式で問題が出されるのか、どれくらいの時間で問題を解かないといけないのか、こういう試験の情報を知って、慣れておくと試験問題を解いた時に点数は伸びます。
野球でキャッチボールだけをやっていても試合で結果を出せるようにならないのと同じです。
キャッチボールだけをやっていても、相手がバットで打った球を上手に取れるようにはなりませんし、ボールを上手に打つこともできません。
試合で結果を出すためには、試合に慣れるというのはとても大事なのです。
これはスポーツをやったことがある人なら分かると思います。
危険物乙4の試験でも同じです。
出題形式に慣れておけば点数を伸ばしやすいです。
逆に、出題形式に慣れていない状態だと、自分が思っているよりも低い点数を取ってしまいますよ。
点数を伸ばす方法
これまで本だけで勉強しても点数が伸びない原因を詳しく解説しました。
では、どうしたら危険物乙4の点数を伸ばすことができるのでしょうか。
それは問題を解くことです。
なぜなら、問題を解くことで点数が伸びない原因を解決することができるからです。
問題を解くことがどのように点数が伸びない原因を解決するかをお伝えします。
問題を解くことで、自分が理解できていないところが分かる
問題を解き、自分が理解できていないところが分かると、点数が伸びます。
なぜかというと、自分が理解できていないところが分かれば、その部分を集中的に勉強できるからです。
試験の点数を伸ばすというのは、言い換えれば自分が理解できていないところを理解できるようになるということです。
理解できていないところを知って、そこをしっかり理解できるようにすれば、点数は伸びます。
では、どのように問題を使えば自分の理解できていないところが分かるようになるのでしょうか。
簡単です。
それは、問題を解いて間違えたところがあなたが理解できていないところです。
だから、あなたは問題を解いて、間違えた部分をしっかりと復習すれば良いです。
そうすれば問題を使わずに勉強していた時と比べて格段に点数を伸ばすことができると思いますよ。
問題を解くことで、出題形式に慣れることができる
問題を解けば出題形式に慣れることができるので、点数が伸びます。
点数を伸ばして、合格するために慣れが必要なのは先ほど説明した通りです。
野球選手がキャッチボールだけしていても試合で結果を出すことができないのと同じように、危険物乙4の勉強を本だけでしていても、試験で結果を出すことはなかなかできません。
では、どのように問題を使えば良いのでしょうか。
一番良いのは、模擬試験を解くことです。
模擬試験とは、出題される問題の数、試験時間などを本番の試験と同じように設定して受ける試験練習です。
模擬試験の良いところは、本番と同じように受けることができるところです。
もちろん出題形式も本番と同じなので、出題形式に慣れることができます。
模擬試験の場合はそれだけではなく、一つの問題に時間はどれくらいかけることができるのか、分からない問題が出てきたらどのようにすれば良いのか、こういうことを考えながら試験を受けるので、試験そのものにも慣れることができます。
もちろん出題形式に慣れるだけなら、普通の一問一答形式の問題を解いているだけでもOKです。
模擬試験と一問一答形式の問題を組み合わせて、試験に慣れておくと点数が伸びやすいですよ。
問題を使った具体的な勉強方法
ここまで、勉強しても点数が伸びない原因とその解消法についてお伝えしてきました。
問題を使うことで効率的に勉強できることがわかったと思います。
ここからは具体的にどのように勉強すれば良いかをお伝えします。
僕がオススメする勉強法は
- 一つの分野を本で勉強する
- 見た分野の問題を解いてみる
- 問題が解けなかったらその分野を復習する
- 1から3を繰り返す
- 一通り終えたら模擬試験を解く
- 模擬試験で間違えた分野を復習する
- 1から6を繰り返す
です。
一つずつ解説していきます。
一つの分野を本で勉強する
まずは本で一つの分野を勉強しましょう。
例えば、危険物乙4に指定数量という分野があります。
それについて本で勉強することで、指定数量についての知識を得ることができます。
勉強して、指定数量ってこういうものなのかと分かるところまでがステップ1です。
これができたら次のステップに行きましょう。
見た分野の問題を解いてみる
次は、ステップ1で勉強した分野の問題を解くことです。
一つの分野を勉強したら、すぐにその分野に関する問題を解いてみましょう。
どうしてこの段階で問題を解くことが大事なのかというと、分かった気になっているところを洗い出して、本当に理解できているかを確かめるためです。
理解できているかどうかを確かめないまま先に進んでしまうと、最終的には自分がどこが理解できていて、どこが理解できていないかが分からなくなります。
するとどこを勉強すれば良いか分からず、無駄な時間を過ごしてしまうんですね。
一つの分野を勉強したら、その分野に関する問題を解きましょう。
ここで問題に正解できれば、その分野に関して理解できているということです。
一方、ここで不正解であれば、その分野に関してはまだ理解できていないということです。
正解できていれば、ステップ4に進みます。
不正解なら、ステップ3に進んだ後にステップ4に進みます。
問題が解けなかったらその分野を復習する
問題を解いてみて不正解だった場合は、その分野の復習をします。
復習する理由は、自分が理解していない部分をしっかりと理解するためです。
理解していない部分を理解することが点数アップに繋がります。
1から3を繰り返す
一つの分野に関して1から3まで終えたら、次の分野に関して同じようにステップ1からステップ3を繰り返しましょう。
危険物乙4はかなり多くの分野がありますので、ステップ4が終わるまでに結構時間がかかります。
でも、全ての範囲を勉強し、このステップ4が終わる頃には、かなりの実力がついていると思いますよ。
一通り終えたら模擬試験を解く
全ての範囲について勉強し、それらに関する問題を解いたら、次は模擬試験を受けてみましょう。
模擬試験というのは、実際の試験と同じように試験を受けてみるということです。
本番通りに時間を測って、真剣に受けてください。
模擬試験で間違えた分野の動画をもう一度見る
模擬試験を解き終えたら、答え合わせをしてください。
すると、間違えた問題が出てくるはずです。
その間違えた問題は、あなたがまだ理解できていない分野に関する問題です。
模擬試験で点数が取れなくても落ち込む必要はありません。
間違えた分野を復習すれば良いだけです。
復習することで、理解できていないところが理解できるようになり、点数が伸びていくはずです。
1から6を繰り返す
模擬試験を受けて自分の理解できていない分野を勉強し直した後は、時間の許す限り1から6を繰り返しましょう。
これで点数が伸びていくと思います。
まとめ
本だけで勉強しても点数が伸びない原因
- 自分の理解できていないところが分からないから
- 出題形式に慣れていないから
点数を伸ばす方法
- 問題を解くことで、自分が理解できていないところが分かる
- 問題を解くことで、出題形式に慣れることができる
問題を使った具体的な勉強方法
- 一つの分野を本で勉強する
- 見た分野の問題を解いてみる
- 問題が解けなかったらその分野を復習する
- 1から3を繰り返す
- 一通り終えたら模擬試験を解く
- 模擬試験で間違えた分野を復習する
- 1から6を繰り返す
最後に
ここまで点数が本だけでは点数が伸びない原因と、それを解消するためには問題を使えば良いということをお伝えしてきました。
それでもやっぱり本だけでは勉強が難しいという人は、他にもYouTubeを使った勉強方法や音声を使った勉強方法など、自分に合った勉強方法があるかもしれません。
危険物乙4に合格するための勉強方法についてまとめましたので、他の勉強方法も見てみたいという人はこちらをどうぞ。